看護師が子育てをする上で中々難しいのが、子どもと過ごす時間をどうやって確保するかということです。
勤務シフトによっては子どもが起きて家にいる時間に在宅していることが難しく、すれ違いがちになることもあります。
そういったすれ違いを少しでも埋めるためには、子どもの学校行事に出席したり、季節のイベントに力をいれたりと、過ごす時間の少なさをフォローすることが重要です。たくさん側にいられない分、思い出をしっかり作ってあげましょう。
また、一緒にお出かけすることすら難しい場合は、自宅での家事を上手く活用するのが有効です。
中でも一緒に調理する事は食育の上でも効果的な方法となります。
普段の生活で、料理はどれだけ効率的に行えるかという部分を追及する面がありますが、子どもと一緒に調理することになれば、それだけで貴重な楽しい時間になり得ます。同じ事をしながら時間を共有するだけでも、十分に子どもとの絆は深めることができます。
その後、子どもがある程度大きくなり、そもそも一緒にいることを避けるようになってきた場合には、ほどよい距離を取って看護業務に集中するといいでしょう。
ただ、だからといって完全にほったらかしにするのはいけません。そこで活用できるのがチャットやSNS等のサービスです。反抗期で直接会話をしてくれないといった場合でも、チャット上では意外と素直に話に応じてくれたりするものです。
実際に同じ空間にいないという問題はありますが、現代的な観点からいえば時間を共有しているのと同様です。子どもの成長に応じて、色々と工夫しながら共に過ごす時間を作っていきましょう。